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ブラック・ショールズ(・マートン)方程式 / モデル |
Black-Scholes(-Merton) Formula / Model |
フィッシャー・ブラック(Fischer Black)、マイロン・ショールズ(Myron Scholes)、ロバート・マートン(Robert Merton)が協力して開発したオプション取引におけるプレミアム算出の方程式。①原資産価格、②権利行使価格、③ボラティリティ(IV)、④残存日数(満期日までの期間)、⑤短期金利(90日物短期米国債など)などの情報を入力して、理論上のプレミアムを算出する。 |
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ブレイクイーブン・ポイント |
breakeven point |
損益分岐点のこと。 |
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ブレイクアウト |
breakout |
チャートにおいて、抵抗線や支持線、または一定の範囲内のトレーディング・レンジを突き抜ける価格の動きのこと。仕掛けのシグナルとなることが多い。 |
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ブル・スプレッド |
bull spread |
オプション取引の戦略の1つ。スプレッド取引戦略の1つで、原資産価格が上昇したときに最大の利益を生み出す。より低い権利行使価格のオプションを買い、より高い権利行使価格のオプションを売ること。ブル・スプレッドでは、CallまたはPutのどちらかを用いることができる。バーティカル・スプレッドを参照のこと。 |
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Put買い(プット買い) |
buying put |
オプション取引の基本戦略の1つで、将来、原資産は「~ドル(権利行使価格)以下に下落するだろう」という積極的な想定のもとに仕掛ける。また、オプション契約によって、「~ドル(権利行使価格)で原資産を売る権利」を持つが、放棄する(権利を行使しない)こともできる。 |
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負債比率 |
debt ratio |
【計算式】総負債÷総資産(総資本)×100(%)
財務諸表を分析(財務分析)する際に使われる指標の1つで、総資産(総資本)に占める負債の割合を示す。借入金が増えるほど総負債は増え、負債比率は高くなる。株主にとっては、負債の支払金利分だけ配当金に回る金額が減ることになる。 |
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フレキシブル・カラー |
flexible collar |
カラー戦略の1つで、原資産価格の急落・急騰やボラティリティの急騰・急落などの相場変動に合わせて「Call売り」「Put買い」のレッグを柔軟に変化させていく戦略。 |
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フレキシブル・エクスチェンジ・オプションズ(フレックス・オプションズ) |
flexible exchange options (FLEX Options) |
CBOE(シカゴ・オプション取引所)が1993年に創設した、OTC市場向けのオプション取引のことで、オプション1枚あたりの原資産数量、満期日、権利行使価格、権利行使スタイルなどの詳細を、買い手と売り手が互いに交渉して取引する。 |
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ファンジブル |
fungible |
複数の取引所や市場にて取引可能なこと。 |
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ファイ |
phi |
ギリシャ指標、ロー(Rho)の一種。通貨(先物)オプションのうち、原資産の受け渡しが先物ポジションではなく、通貨である場合、その通貨は、2つの金利の影響を受ける。1つが国内の金利で、もう1つが外国の金利である。国内の金利の影響をロー(Rho)、外国の金利の影響を前者と区別してファイ(phi / Φ)と表示されることがある。 |
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プレイン・バニラ・オプション |
plain vanilla options |
「バニラ・オプション」と同じ。 |
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プレミアム |
premium |
オプション価格の別称。オプション取引が「保険」に例えられることから、保険料(プレミアム)という意味で、プレミアムと呼ばれる。プレミアムは「本質的価値」と「時間価値」の2つの要素から構成される。詳細はこちらから。 |
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プリンシパル・プロテクティッド・ノート |
principal protected note |
割引債を保持することで償還時に手に入る利益を元手に、オプション買い戦略の支払いプレミアムに充てること。元金(プリンシパル)をリスクに晒すことなく(プロテクティッド)、オプション買い戦略でリスクの高いポジションを保持することができる。 |
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プット・コール・レシオ |
put / call ratio |
市場の趨勢を見極める指標。Putオプションの取組高とCallオプションの取組高の比率のことで、Putオプションは下落傾向、Callオプションは上昇傾向にあると判断される。 |
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プット・コール・パリティー |
put-call parity |
同じ満期日、同じ権利行使価格のPutとCallは、互いに関係しているという意味。原資産とオプションの両方を用いると、ペイオフ・ダイアグラムの損益が同じ形になる合成ポジションを組成することができる。(ATMの)PutとCallのプレミアムが互いに大きく乖離しているとき、裁定取引によって、リスクなしで、その差額を利益とする取引が増えるので、通常、(ATMの)PutとCallは、限りなくパリティー(等価)に近づく。
プット・コール・パリティーを通じて組成される合成ポジション
(原資産が株式の場合)
【1】Call買い=株式買い+Put買い / Long Call = Long Stock + Long Put
【2】Call売り=株式売り+Put売り / Short Call = Short Stock + Short Put
【3】Put買い=株式売り+Call買い / Long Put = Short Stock + Long Call
【4】Put売り=株式買い+Call売り / Short Put = Long Stock + Short Call
【5】株式買い=Call買い+Put売り / Long Stock = Long Call + Short Put
【6】株式売り=Call売り+Put買い / Short Stock = Short Call + Long Put
例)XYZ株式20ドル、20ドルPut2.00ドル、20ドルCall2.50ドルのとき
XYZ株式を20ドルで100株買い、同時に、20ドルPutを2.00ドルで1枚買ったとする(メリード・プット戦略)。このメリード・プット戦略は、「20ドルCallを2.50ドルで1枚買う」戦略と同じ形のペイオフ・ダイアグラムとなる。つまり、「Call買い」のポジションは、満期日において、株価がどうであれ、「株式買い+Put買い」のポジションよりも、必ず、0.50ドル分だけマイナスとなるので、裁定取引のチャンスが生じる。裁定取引のポジションは、「株式買い+Put買い+Call売り(注)」となる。
XYZ |
株式買い |
20ドルPut買い |
20ドルCall売り |
損益合計 |
10ドル |
-10.00 |
8.00 |
2.50 |
0.50 |
15ドル |
-5.00 |
3.00 |
2.50 |
0.50 |
20ドル |
0.00 |
-2.00 |
2.50 |
0.50 |
25ドル |
5.00 |
-2.00 |
-2.50 |
0.50 |
30ドル |
10.00 |
-2.00 |
-7.50 |
0.50 |
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VIX先物 |
VIX futures |
VIX先物とVIX指数は大きく異なるので、その理解と解釈に注意が必要。VIX先物は「VIX指数が満期日においてどのくらいの水準になるか?」を予測する先物価格で、以下の2つの特性がある。
【1】満期日において期近VIX先物とVIX指数は同値に近づく。
【2】通常、割高なVIX先物価格がVIX指数の値へと収斂していく。
上記の2つの特性から、VIX先物に連動するETF「VXX」、ETN「VIXY」などのETF/ETN価格は、通常、右肩下がりとなる。 |
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