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ダイナミック・ヘッジ |
dynamic hedge |
オプションと原資産を合わせたポートフォリオ全体を常に無リスクに保つための連続的で途切れることのない戦術。通常、オプションの理論価格と実勢プレミアムとの価格差を利益の源泉とし、割高なオプションを売り、割安なオプションを買う戦略において、ポジション・デルタを継続的に算出し、一定の期間の間隔で原資産を売買することによってデルタ・ニュートラルにすることが多い。 |
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建玉(たてぎょく) |
open interest |
反対売買(close)、権利行使・義務履行(exercise / assignment)、権利放棄(expire)されずに、仕掛けたまま(オープンのまま)のオプション枚数の総数。当初(inception)から現在に至るまで未決済のままになっているオプション建玉。市場参加者による特定の市場に対する関心(interest)の大きさが測定される。取組高ともいう。英語ではオープン・インタレスト(open interest)という。「取引高・出来高・売買高」とは異なる。 |
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タックス・プット |
tax put |
株式投資において、株式の売却損が生じる場合、その株式のPutオプションを売ることで手に入れられる受取プレミアムによって、損失を相殺すること。その目的でPut売りを仕掛けること。ただし、30日以内に同株式を再び買い戻す場合は「ウォッシュ・セール・ルール(wash sale rule)」の規定により、株式の損失控除は認められない。
タックス・プットが最大限の効果を発揮するのは、今年に仕掛けたPut売りの満期日が翌年である場合である。その場合、二重の利点がある。1つ目は、今年において株式の売却損を控除しながら、Put売りに対する税金は翌年に引き延ばすことができることで、2つ目は同時にPut売りの利益を手にすることができることにある。
【例】
38ドルで株式を100株取得。12月現在の株価は34ドル。売却して400ドルの損失を確定。すぐに翌年3月限の35ドルPut売りをプレミアム6ドルで1枚仕掛ける。400ドルの株式売却損はPut売りプレミアム600ドルで相殺される(200ドルの未実現利益)。仮に権利行使を受けたとしても(権利行使価格35ドルで株式を100株購入)、Put売りプレミアム6ドル分だけ株式取得価格を押し下げ(35-6=29)、29ドルで株式を購入したことになる。Put売りは、権利行使するか、反対売買するか、満期日を迎えるまで課税されない。株式の売却損を相殺すると同時にオプションに対する税金を引き延ばすことができる。 |
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タイム・ディケイ |
time decay |
オプション価格(プレミアム)を構成する「時間価値」が時間の経過とともに満期日に近づくにつれて減少すること。満期日までの残存日数が少なくなると、満期日までに原資産価格が大きく変動し、オプションの買い手にとって利益(ITM)となる可能性は小さくなるため。オプションの売り手にとっては有利に働く。別称でイロージョンともいう。タイム・ディケイの詳細はこちらから。 |
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タイム・プレミアム |
time premium |
時間価値と同じ。 |
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